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今回は少し趣向を変えて戦後、すぐの時期に北朝鮮からの日本の人々を脱出させて日本国内へ引き揚げるのを助けた村松義士男氏を星占いで見てみようと思います。あくまでも星の位置だけで見ているので、実際とは違うところもあるかもしれません。

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村松義士男氏は１９１１年１２月１４日熊本県生まれ、日本が終戦した後にソビエトが支配していた北朝鮮に取り残されていた日本人数万を独力で日本へ引き揚げさせた人です。

射手座の太陽にドラゴン・ヘッドが支えに入っています。父親や男の親族の影響が大きいところがあります。ただし、太陽は冥王星とエリスに損なわれているので、争いが起きやすく、大きな挫折を味わいやすいところがあります。射手座の意味として外国に強く、かなり外国の影響を受けやすい人だろうと思います。家庭や感情を表す月は天秤座にありバランス感覚を大事にする人であり、おしゃれなところがある人だろうと思います。太陽と月の星座を見てみると自分の美学をかなり大事にするところがあります。知性の水星は山羊座にあり、土星に支えられているので、現実的であり、かなりリアルに物事を考えやすくなります。この人の星の位置を見て、目につくのが、火星と冥王星、太陽のヨッドと法律のジュノーと木星が重なり、天王星と冥王星のヨッドの形です。普通は一つぐらいのヨッドが２つあります。ヨッドは力が絞られて逃げ出せない代わりに大きな力を得られることがあります。火星と海王星と太陽はいろいろなアイデアが次から次に生まれやすく(いろいろなアイデアを出さなければならない状況になりやすいのですが…)、それがこの人の生き方になります。その上に天王星が火星を支えているのでかなり革新的なアイデアを出しやすいところがあります。ジュノーと木星が重なり、天王星と冥王星のヨッドは社会変革に巻き込まれやすく、社会的に法律などにかなり詳しくなりやすく、限られた状況の中で絶対的な力を持ちやすくなります。木星とジュノーは海王星を支えているので、その力をボランティア的な人助けに使いやすくなります。

彼が活躍した終戦後すぐは冥王星が獅子座にあり、彼の太陽を支え始めます。冥王星は支えた星の力を最大限に出させる星です。そしてボランティア活動をしやすい海王星は彼の感情や家庭を表す月と重なります。彼の中で外国で人助けをしたい意欲がむくむくと生まれやすくなれます。彼の海王星は蟹座にあるので、特に異国で困っている同胞に対して思い入れが強くなりやすいところがあります。

世の中が落ち着くと彼が北朝鮮に取り残されていた日本人を日本に引き揚げさせるために使ったお金を彼の借金として裁判所が支払うように言いますが、これは彼の太陽が冥王星に損なわれていたせいでしょう。

余談ですが、私はこの人をテレビの放送(昭和の選択)で見るまで全く知りませんでしたが、もっと広く知られてもよい人ではないかと思います。彼が助けた人は何万人もいるのに全く今まで話題にもなりませんでした。政府にとってはあまり知られたくない人だったのかもしれませんね。

以上

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