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2024.09.17

星占い師の占いレポート 2024 ~コーヒータイム その53~ お米の価格の話

今回もちょっとコーヒータイムです。少しだけお付き合いください。

 

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早稲の新米が出始めましたが、お米が高いという話をよく聞きます。これは少し前、7月の終わりごろにお米をよく食べるという町に住む知人に今のうちに今年食べるだけでもお米を買って農家の人の冷蔵庫になっている倉庫に保管しておいてもらった方がいいと、話しました。その時傍にいた農家の親戚の人が自分の家の倉庫が少し空いているので、あなたの家が今年食べるだけの分ぐらいなら保管できる、と言ってくれました。

 

町に住む知人は、私のところだけでなく、知り合いの分は保管できないのかと言い、それは無理だというと、『お米の事ぐらいもういいわ』と言いました。現場で見ているお米事情と町で暮らしている人の感覚の違いを実感しました。私は今買わなければお米がかなり高くなって買えなくなる、と言う意味で言ったのですが、その人にとってはスーパーに行けばいつでも売っているお米のことでそんなに騒ぐ私がおかしく思えたようです。

 

現在はニュースでお米不足を言い、値段が高くなったと言っています。これも知人の話ですが、その人は家に子供と孫とで暮らしているので、1年間に食べるお米が30キロ入り袋、19袋いるそうです。それでも今年は足りないとかで、いつも買う店に行くともうないと言われ、あっちこっちの農協に行ってやっと30キロのお米を買えたそうです。かなり高い値段だったと聞きました。

 

目の前から実際にお米がなくならないと自体が解らないのは困りものですが、農家と町で暮らす人の感覚の違いに驚かされています。今まで米価は資本主義のルールではなく農協と経済連が決めていました。普通の人がいつでも買える値段で、農家の人にとってもそれなりの値段です。その代わりいくら努力しても農家の人の収入は増えず、お米を買う人はお米はいつでもあって安い物と思っていたようですが、今年の8月からお米の先物取引が始まりました。

 

お米の値段が資本主義のルールで決まるようになったのです。高いって、それは当たり前の話です。お米を作っている人自体が少なくなっているのですから、農業の現場では今までのお米の値段はかなり安い、と言うのが当たり前でした。国が力を入れているのが大規模農業で、兼業農家は目に入っていませんでした。8月の先物取引が始まる前に、農家の親戚が前やった時はタイからお米を輸入することになった、と言っていました。今回もかなり米不足になるだろうというのが親戚の人の話でした。

 

自民党の総裁選挙が始まりましたが、総裁を決めるのは自民党員で、自民党は自民党のことしか考えません。ニュースでどの人がこんな話をしたとか言っていますが、選挙公約と実際が違うことは何回も経験したことです。現在のお米の値段の話も一切説明がありません。誰がなるにしても国民生活よりも自民党優先で決まるのでしょう。

 

お彼岸ぐらいから雨が降るそうですが、稲刈りにとって雨は天敵です。稲が濡れていると機械が詰まって動かなくなるそうです。この秋は天候に恵まれるといいですね。

 

以上

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