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今回はいつもと趣向を変えて米将軍と呼ばれ、現在では暴れん坊将軍と呼ばれている徳川吉宗を星占いで見てみようと思います。あくまでも星の位置だけで見ているので、実際とは違うところもあるかもしれません。

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徳川吉宗が生まれた日は貞享元年１０月２１日なのでグレゴリオ暦に直すと１６８４年１１月２７日生まれになります。射手座の太陽に家庭や感情を表す月の支えがあります。月はこの人が午前中に生まれたのなら蟹座になり午後に生まれたのなら獅子座になります。イメージからすると獅子座でしょうか。母親の支えが大きいところがあります。それと火星の支えがあるので、かなり積極的で活動的な人です。射手座の性質として外国関係に強い関心を持ちやすく、スピードを大事にします。つまりなんでも早く早くになります。ただし、太陽は海王星に損なわれているので、理想倒れしやすく、混乱や欺瞞に悩まされやすくなります。知性を表す水星は蠍座にあり法律のジュノーと重なって土星と冥王星に支えられています。分析力がかなりある人であり、専門的なものに強くなります。もしかすると後世に法律関係で何か影響を残した人なのかもしれません。かなり頑固で物事にこだわりやすいところがあります。この人は大奥の改革で美人を選んで里帰りさせた人なのですが、木星と金星は重なって天秤座にあり、火星も天秤座にあるので、かなり美人が好きなところがあります。幕府の状況はもしかしたら自分の好きなものにこだわっていられない状況だったのかもしれません。

幕府とは、幕府の火星はこの人の太陽を支えていますが、幕府の重圧と試練の土星がこの人の太陽の上に重なり、幕府の海王星がこの人の太陽を損なっています。この人は将軍になって大きな重圧を感じやすく、劣等感にも悩まされたかもしれません。はた目にはやりたいようにやったように見えますが、重圧と混乱が激しかったところがあります。いつも疑心暗鬼で幕府の中にはなかなか信じられる人がいなかったかもしれません。かなり幕府はこの人には重かったと思います。

江戸の町とは、ドラマの中では江戸の町を自由に歩いていますが、江戸の町は太陽も町人を表す月も乙女座にあり、この人にとってはかなり堅苦しいところがあります。この人の重圧と試練の土星が江戸の住人を表す月と重なり、江戸の町の人たちはこの人が将軍になって生活が苦しくなったところがあります。ただし、自由や科学を表す天王星が江戸の太陽と町人を表す月を支えているので、かなり江戸の町の暮らしは自由になったところがあり、科学に注目が集まったところがあります。この人の木星は江戸のお金に関係する場所に入っているので、お金が拡大しやすく、江戸の経済と言う面では良かったのかもしれません。ただし、それで町人の暮らしが良くなったかと言えば、そうではなかったかもしれません…。もちろん星の位置で見る限りはです。

余談ですが、射手座は良くも悪くも一直線に進みます。良い時は良いのですが、悪い時も立ち止まって考えることが苦手でそのまま行ってしまうことがあります。一旦目標を決めて走り出したら、それは違います、と言われてもなかなか聞きません。結果が出てから初めて気が付きます。この人も失敗が多かったのではないかと思います。現在では評価の高い人ですが、同時代に生きた江戸の町の普通の暮らしをしている町人には生活が苦しくなり重荷だったところがあります。

これも余談ですが、この人が死んだ時、丁度、土星と冥王星がこの人の太陽に重なっていました。この位置は幕府の太陽を支える位置にあります。この人の残した遺産はその後の幕府をかなり長い間支えたのではないかと思います。

あくまでも星の位置だけのものです。

以上が星占い師としての私の意見です。

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