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今回もちょっとコーヒータイムです。少しだけお付き合いください。

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個人の悩み事や相談事は初回の方は半額の２．５００円(２千５百円)。

２回目以降は５．０００円(５千円)です。

企業や国の事、気象(天気)の占いの方は初回が半額の５．０００円(５千円)。

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いきなりですが、我が家の炊飯器が壊れました。いくら炊飯のスイッチを押しても何の反応もしないのです。それどころか表示そのものが消えました。電気屋に電話すると、寿命だと言われました。我が家の炊飯器は買ってからもう１０年ぐらいたっているのです。なので新しく炊飯器を買うことにしました。

予算は５万円までで何か良いのがないかと探していると、５．５合炊きなら良いのがあるのですが、一升炊きなら予算オーバーになります。うーん、どうしようかなぁ…。もう一人暮らしなので、普段だと５．５合炊きでよいのですが、親族が集まる時は一升炊きが良いのです。けれど父が亡くなり、親族も昔のようにみんな一斉に集まることもなくなり、ちょこちょこ顔を見せてくれる人は自分で食べ物を持ってくるようになりましたし、なければコンビニまで買いに行けばいいのです。味気ない話ですが、自宅で親族の食事をたくさん作ることは今はなくなりました。

いいや５．５合炊きにしよう。と決めて、その中から黒い色のものを選びました。色が気に入ったからではなく、あくまでも予算と性能で決めました。色はその色しかなかったからです。たくさん機能が付いていても使いきれないのです。父が生きていた時は軟飯のメニューが欲しかったのですが、おかゆはあっても軟飯はなく、ご飯を炊くのに苦労しました。

父は普通のご飯が硬くて食べられなかったので、柔らかいご飯を欲しがったのです。なので水を多めに入れて炊くと、煮えこぼれてしまって困りました。もちろん分量は炊くお米を減らして水を多めにしただけなのですが、炊飯器の外にお米の汁が溢れてしまって、よく炊けないのです。おかゆにすると、父は食べ応えがないと言って嫌いました。軟飯のメニューが入っている炊飯器を探しましたが、これがないのです。かなり探しましたが、どのメーカーの炊飯器にも軟飯のメニューはありませんでした。

これからは高齢者が増えるので、メーカーの方には軟飯メニューを真剣に考えて欲しいものです。歯が悪い人には普通のご飯が食べられないのです。父は白菜の芯の白いところは食べられなくて、緑色の葉っぱのところを細かく刻んだものしか食べられませんでした。とにかく食べ物を作るのにものすごく苦労した思いがあります。普通のうどんすらも硬くて短く切らなければ食べられない人でした。

祖母も父も軟飯しか食べなくて、私も当然家で炊く軟飯しか食べられませんでした。なので普通の硬さのご飯に憧れました。普通に売っているコンビニおにぎりのご飯がおいしく感じられて、よくコンビニのおにぎりを買っていました。とにかく普通の硬さのご飯が食べたかったです。

だから今は自分だけなので、普通の硬さのご飯を好きなだけ食べています。おかずも歯ごたえがあるものを普通に食べられることがうれしいです。父はキュウリも硬いと言って食べられなかったので、歯ごたえがあるものは全部食べられませんでした。もちろん同じ食卓に着く私も父と同じ柔らかいものしか食べられませんでした。私だけ別のものを食べていると、父が自分だけ好きなものを食べてずるい、とよく言って機嫌が悪かったので、同じ柔らかいものしか食べられませんでした。

一人暮らしになって、自分の好きなものを食べられることがうれしいです。人が聞いたらおかしく感じるかもしれませんが、病気がある高齢者と暮らすということは、普通の生活をしている人からすると気を使うことがとても多くなります。年をとればとるほど我儘になる高齢者の人は意外に多いのです。年を取って少しのことでも我慢が出来なくなるのです。

お正月は新しく買った炊飯器で普通の硬さに炊いた新米を神棚にお供えすることなるでしょう。

以上

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