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今回もちょっとコーヒータイムです。少しだけお付き合いください。

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今年のお盆は散々でした。そういう感想を持っている人は私だけではないと思います。コロナ明けのお盆であり、１１日から休みになった会社も多いと思います。私の家でも１１日ぐらいからお盆にお墓参りをしようという話が出ていたのですが、当日はあまりの暑さのために親戚はやっぱり山の上まで登れない。とても外出できない。ということになり、結局は１３日からお墓参りをしました。私の場合は家の仏壇にご先祖様をお迎えにお参りしました。

はっきり言えば、１３日も暑かったです。気温が外出には危険な温度で、結局お墓参りしたのは私だけになりました。１３日は村の人たちも皆早くからお墓にお参りしていて、私だけではないので、イノシシの心配はありませんでした。若い人たちは都会からお墓参りに帰ってきて、１３日に暑い中でお墓掃除をしている人もいました。私の村の墓地には水道がないので、水は自分の家から持ってこなくてはなりません。もちろん自動車ための道もありません。人力で運ぶのです。

私は山の上までお花とペットボトルの大きい分を２本水を入れて運びました。それで足りるのかと言われたら、足りません。それでも江戸時代からのお墓に少しづつ水を入れて行き、最後に少しだけ水を残して、道に捨てます。最後に少しだけ残すのは私たちの村の風習では餓鬼にやるためです。つまりもう弔ってくれる人がない仏様のためです。そして１４日は打って変わって曇りで、あまり暑くない日でしたが、私はお世話になった方の家に親戚の人と共にお参りに行きました。コロナのために色々と不義理があるのです。

１５日は仏様を送っていかなくてはなりませんが、あいにくの台風で、朝から雨が降っていました。それも大雨です。どうしようか迷いましたが、雨が少しだけ小降りになった時に思い切って仏様を送っていきました。かなり早い時間でしたが、仏様には早くおかえり願いました。そうしないと、午後には風も吹くそうで、危ないからです。参っているのは私一人だけで、水も雨が降っているので、そんなに持って行きませんでしたが、父と祖父母のお墓に水を入れて、それだけで許してもらいました。山の道は雨が小さな小川のように水が流れていて、滑りやすく危険でしたが、長靴を履いて、カッパを着てお参りさせてもらいました。手には水を入れた小さなペットボトル１本だけです。帰ってくるとやれやれと思いました。１５日にお参りするはずだった親戚もキャンセルで秋のお彼岸に一緒にお参りするという事でした。

１６日はお盆の片付けなのですが、今年は神楽をやるとのことで、もちろん私の村に神楽を舞える若い人はおらず、他のところからわざわざ来てもらって神楽を舞ってもらいました。私は本当に久しぶりに神楽のお獅子に無病息災を祈って頭を噛んでもらいました。本当はお酒が良いのでしょうが、自動車で来ているそうで、お茶とお菓子でお接待をさせてもらいました。父が病になり、神楽どころではなく、コロナもありましたから５年ぶりぐらいでしょうか。

１７日はお盆の片づけを済ませると、肩の荷が下りたようになり、１日中何もせずゆっくりとしていました。テレビでは台風のため交通機関が混乱しているニュースが流れていました。ずいぶん長く台風の影響が続いたものです。

現在は残暑が暑いまっただ中で、祖母の遺言でお大師様にお供え物を供えています。お大師様の日は動物類が食べられないので、コーヒーには豆乳を入れて飲み、明日はそうめんでも茹でようかと思っています。具を入れずにねぎだけで。夏は色々と行事が立て込んでいてなかなか忙しいです。もうすぐ秋なのですが、今年はいつ涼しくなるのでしょうか…。

以上

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