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今回はいつもと趣向を変えてＮＨＫの連続テレビ小説らんまんのモデルになった日本植物学の父と言われた牧野富太郎博士を星占いで見てみようと思います。あくまでも星の位置だけで見ているので、実際とは違うところもあるかもしれません。

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牧野富太郎博士が生まれたのは文久２年４月２４日なので西暦に直すと１８６２年５月２２日になります。双子座の太陽に牡羊座の海王星が支えに入り、生育のセレスも支えています。好奇心全開で自然の中の出来事に関心を向けたのではないかと思います。この人は実家が酒屋だったのも関係していると思いますが、生物や細菌などにもかなり深い縁を持っている人です。植物に対してはパイオニア精神が旺盛な人だろうと思います。ただし、太陽にトラブルの火星が損なっているので、かなり短気で気の変わりやすさがあったと思います。火星はエリスと重なり、この人に不和や争いが多くなりやすいところを与えています。それは嫉妬や妬みから来るものが多かったかもしれません。家庭や感情を表す月は魚座にあり、癒しのキーロンと重なって牡牛座の冥王星に支えられています。この人にとって癒しは何より大事なものであり、かなり寂しい思いをしたのではないかと思います。精神的には寂しがり屋の考えが甘いところがあります。ただし、感覚的に感受性が強かったのではないかと思います。月に対して乙女座の木星と土星が重なって損なっています。社会はこの人に対してかなり厳しく、いい加減で大雑把なところがあるこの人に正確さと真面目さを求めやすく、勤め人としてはかなり厳しく苦労が多い人だろうと思います。特に精神的、家庭的な苦労が多い人です。知性の水星に対して推理と科学の天王星が重なり、未知のものに対しての好奇心と先読みが出来る人であり、著作者としての才能があります。どこか名探偵ホームズを書いたアーサー・コナン・ドイルを思わせる星の位置であり、この人は植物のミステリーを紐解く探偵だったのかもしれません。水星と天王星に対して、金星が支えに入り、植物のミステリーをかなり楽しんでいますが、木星と土星が損なっています。かなり視野が狭くなりやすく、自分の専門以外はダメな人であり、社会的な制約がこの人の知的探求心を損ないます。社会的に認めてもらうまで苦労が多かったと思います。ただし、木星と土星は冥王星に支えられているので、最終的にはその道の権威やカリスマ的になりやすく、それまでが悪戦苦闘しやすくなります。生まれつき大きな馬力のエンジンを持つ人は小回りが利かないのです。ただし、双子座の初めの太陽はかなり器用なところがあり、器用貧乏になりやすいところがあります。木星や土星は年を取ってから動き出す星であり、この人にとっては年齢が高くなってから認められやすくなります。それまでは空回りが多かったかもしれません。ただし、土星と冥王星は限界突破の星の位置であり、木星と冥王星はキングメーカーになりやすい星の位置です。この組み合わせの人の馬力は大きいのです。

余談ですが、この人の月に牡牛座の冥王星が支えに入っていてよかったと思います。双子座の太陽と魚座の月だけではかなり飽きっぽく何事も長続きしないのです。不動星座の牡牛座の頑固で意固地で考えをなかなか変えないところがこの人を最終的に成功させたと思います。植物に関心を持ったのもこの冥王星のおかげかもしれません。牡牛座は緑の牧場の星座なので…。

あくまでも星の位置だけのものです。

以上が星占い師としての私の意見です。

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