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今回はロシアの民間軍事会社ワグネルを星占いで見てみようと思います。あくまでも星の位置だけで見ているので、実際とは違うところもあるかもしれません。

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ワグネルが創設したのは２０１４年ぐらいとのことですが、実際にサンクトペテルブルクに事務所を開設した日は２０２２年１１月４日なので、その日を誕生日として見てみると、蠍座の太陽に水星と金星が重なり、隊員を表す月に支えられています。この会社は戦闘員に支えられている会社だろうと思います。ただし、太陽は重圧と試練の土星と変転の天王星に損なわれています。組織内部がかなり深刻な問題を持ちやすく、基盤が縮小しやすく、パートナーや敵は状況の変化が多く、振り回されやすいでしょう。戦闘員を表す月は木星と海王星が重なり、冥王星に支えられているので、かなり拡大しやすく、大きな力を持ちやすいのですが、戦争の火星に損なわれています。実際に戦争で戦える戦闘員は少なく、幻想に惑わされているところがあります。もしかしたら、ただの詐欺だけではなく、薬も入っているのかもしれません。どこか依存症の人のような混乱と欺瞞の入った状況になりやすく、戦闘員としては戦争の現実の前ではそれほど役にたたないところがあります。この組織の頼みの綱は戦闘員の数の多さだけだろうと思います。

エフゲニー・プリゴジン(ワグネルの創設者)は双子座の太陽に火星と木星の支えがあります。かなり恵まれたところがありますが、考え方の甘さがあります。好奇心が旺盛であり、新しいものに強い関心を持ちます。火星の支えがあるので、戦争にも強いところがありますが、この人自身は確固たる思いがあるわけでもありません。太陽に冥王星が損なっているので、大きな挫折を味わいやすいところがあります。家庭や感情を表す月が山羊座にあり、社会的に認められたい欲求が強い人です。月に対して海王星と冥王星が支えているので力(富や権力)に対して憧れがあります。火星に対して木星が損っているので無謀なこともしやすいところがあります。ただし、本質的には生まれつき残酷な人ではありません。割とまともで、社会的に認められるのであればまともな仕事ができるところがあります。ワグネルとは、ワグネルの太陽にこの人の木星と火星が損い、ワグネルと重ねるとワグネルの太陽に火星、木星、土星、天王星のグランドクロス(死の十字架)の形になります。かなり残酷で暴力的なことが出来る組織になります。ただし、この人はロシアの真面目な国民とは相性が悪く、官僚組織ともそりが合いません。プーチン大統領の土星がこの人の太陽を支え、この人の木星と火星がプーチン大統領の太陽を支えているので、プーチン大統領がいてこそロシアで存在できる人です。お互いがお互いを支えている関係です。だからこそプーチン大統領の存亡はこの人のとっても重大事です。ただし、ロシア国軍とはワグネル共々あまり相性が良くありません。

星回りとしては、ワグネルの太陽に現在は土星が支えに入っています。ただし徐々に木星が損い始めています。もしかしたら社会的には認められなくなるかもしれません。ただし、形を変えて存在することになるかもしれません。ワグネルの戦闘員にとってはかなり苦しく大変な時期が始まりかけています。プリゴジンにとっては重圧と試練の土星が太陽を損なっています。思い通りになかなか物事が進まず苦労します。ただし、冥王星が木星と重なっているので野心満々でしょう。もうじき、ロシアやロシア軍、ウクライナに木星の支えが入ります。良くも悪くも注目されやすく、話題になりやすい状況になります。ただし、ワグネルは日陰の存在になるかもしれません。余談ですが、ロシア国民にとってはじわじわと生活が苦しくなり始めています。ウクライナはもうこれ以上は我慢が出来ない状況です。お互いに余裕がありません。妥協の産物にせよ、休戦を水面下で考え始めている状況だろうと思います。

あくまでも星の位置だけのものです。

以上が星占い師としての私の意見です。

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