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今回もちょっとコーヒータイムです。またかと言わず少しだけお付き合いください。

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台風は私の住む地域では、風が激しく、一晩中家の窓や扉がガタガタなって、とても眠れませんでした。停電にもなって、余計に怖かったです。１日が過ぎると、風は収まり、雨は天気予報ほどは降らず、停電も１日もせずに復旧しましたが、庭には近所から風で飛ばされてきたプラスチックの箱が散乱していて、後片付けが大変でした。家は一通り見ると、トイレのドアの前が雨漏りしているようでした。屋根が飛ばされなくてよかったです。本当に…。昔、一度台風で長屋の屋根が飛ばされたことがあります。停電も早く復旧して良かったです。うちの家は昔の家なのですが、それでも電気を使っている部分が多く、停電するとたちまち生活に困ります。水道は止まりませんでした。

台風の去った翌日、親戚から無事を確認する電話があり、お互いに無事でよかったと話しましたが、やはり風が強く、家がガタガタときしんで眠れなかったそうです。田んぼの方は私の家の田んぼは目立った被害はありませんでしたが、場所によっては稲が全面的に倒れているところもあります。なぜかと言えば、品種の違いです。稲が実っているほど倒れやすくなるのです。それほど稲が実ってないと先が重くないので倒れにくいところがあります。全部、同じ品種ではなく、色々な品種を植えて、徐々に無理なく刈り入れが出来るようにしているのです。ただし、雨に濡れた稲はなかなか刈ることが出来ません。機械が詰まるのです。それと刈り取った稲は乾燥させないと、もみからお米を取る作業が出来ません。昔は各家で乾燥させていましたが、現在は農協に頼む家が多いです。ただし、農協に頼むと、別々の家のお米を一緒に乾燥させるので、米作りに力を入れている農家はそれを嫌い、自分の家で乾燥から精米までやるところもあります。特に特殊なお米を育てているところは、農協の一律的なやり方がダメなようです。

場所によっては海水をかぶり稲が茶色になったところもあります。今年はちょうど稲刈りの時期に台風や雨が多いので、兼業農家は大変なのだそうです。消防団に入っている親戚のものは、よその土地の救助支援に駆り出されたそうですが、家に老人が一人でいることが分かっていても、直接、『助けて』と本人が言うか、または担当地域の人が家の中から連れ出すかしないと、よそから救助に来たものは家の中に入って助けることが出来ないそうです。直接『助けて』と言える老人はそう多くないようで、いちいち担当の人を呼んでいたそうです。よそから来たものが無理に家に入ると犯罪になるかもしれないそうです。一刻を争う避難の場所でもそうなのだそうですよ。

私の家の裏にある柿は大きい実から落ちていましたが、売り物ではないので(子供のおやつの柿なのです。昔はお菓子を売ってなかったので、秋は柿やサツマイモがおやつ代わりになったそうです)少しでも残っていればいいと思っています。

お彼岸には叔母たちと共にお墓にお参りして、風で飛んできた葉っぱを集めてお墓掃除をしました。私一人だけより、叔母たちがいた方が断然早く掃除がはかどります。動物が来てお墓を荒らすので食べ物は供えず、お花とお水だけお供えしました。

静岡の方は本当に大変だろうと思います。１日も早く復興できますように…。

以上

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