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2022.07.03

星占い師の占いレポート 2022 ~コーヒータイム その26~ 介護(2)

今回はちょっとコーヒータイムです。私が経験した2回目の介護の話を書きたいと思います。

 

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前回は祖母の介護の話を書きましたが今回は同居家族こと父の介護の話を書きたいと思います。父は今年の1月に亡くなりましたので、その思い出はまだ鮮明です。

父はヘビースモーカーで、タバコ10箱が1週間持たない人でした。医者からはタバコを止めるように言われていましたが、それでも止められない人でした。父がタバコをやめたのは2015年に足の血管の手術をした時に医者から『今回の手術は失敗である、タバコの吸いすぎで血管が詰まっていてバイパスを通せない』と言われた時からです。医者から『このままでは後2、3年で歩けなくなる』と言われて、初めて本気でタバコを止める決心をしたようです。そして医者から歩くリハビリをして毎日歩かなければすぐに今の血管も詰まって歩けなくなると言われ、ようやく自分の身体がダメな状況にあることが実感として理解したのでした。その時はもう遅かったのですが…。

 

私は姉に『お父さんが歩けなくなったらどうしょう?』と言いました。姉は『私はもう家を出た人間なのだからあなたが見なさいよ。一人で無理だったらヘルパーでも頼めばいいでしょう。老人を見るところはどこにでもある』と言われました。これで私は姉が当てにならないことを悟りました。叔母たちは『私たちももう年なのだし、子供が親を見るのが普通だ』と言われ、私一人で父を看なければならないと、その時に悟ったつもりでいましたが、それでもこの時の私はかなり甘い考えをしていました。

 

2018年の12月に父が人工血管の中に菌が入り、入院しました。その時は、人工血管は抗生物質が効かないので、菌が入っているところの人工血管を取らなくてはならないと言われて手術をしました。最初は2週間ぐらいだと言われましたが、その後もう一度、手術をしなくてはいけないと言われ、2回目の手術をしました。2回目の手術をしたその日、連絡をしたのに姉からは何も言ってこず、それどころか姉のアパートの管理会社から姉が家賃を3か月分滞納しているので、保証人になっている父が支払わないといけないと言われました。父が入院していると言うと、娘であるあなたが父の代わりに払いなさいと言われ、結局は2か月分だけ払いました。私一人では姉のことまで出来ないと思い、姉の離婚した旦那と暮らしている娘と息子(私にとっては甥と姪です)に連絡を取って、何とかしてくれるように頼みました。勝手が良いことは分かっていましたが、父と姉の二人の面倒まで見えないので、姉を甥と姪に押し付けることにしました。そして姪の助言に従って、姉のアパートの保証人を父に辞めてもらって、姉にはもっと安いアパートに引っ越してもらいました。もちろん後は甥が面倒を見てもらうことにしました。

 

父は一旦は家に帰りましたが、2019年4月にまた入院して、菌が入っている人工血管を取る手術を何度もして、最後にはその病院だけではダメで、他の病院と合同で手術を昼の1時から翌朝の4時までして、医者からは『命がかなり危ないので、その覚悟をしてくれ』と言われました。それが7月の事です。意識が戻らない父を毎日、見舞いに通いました。その時に神様にお参りに行って、父の命を何とか助けてくれとお願いしたのです。願いをかなえてもらう代わりにずっとお参りさせてもらうから、と頼みました。8月に父の意識が戻り、9月前には集中治療室から一般病棟に変わりました。ただし、父は長く寝たきりだったので、身体が動かず、リハビリをしないと、自分で食事も出来ないありさまでした。その間に姉の多額の借金が分かり、弁護士を頼みました。もちろん弁護士費用は父が払いました。弁護士と父のやり取りは私が代行しました。その時に父が公正証書で遺言状を作ったのです。

 

11月には病院がこれ以上は規則で入院できないので、父を別のリハビリ専門病棟に移すと言われ、介護度2から介護度4になりました。リハビリ病棟もそんなにおいてくれないので、別の病院を探すように言われ、あっちこっちの病院や施設を訪ね歩きました。家族が手続きをするのが基本なので、いろいろな所に説明を聞きに行きました。2020年2月に父の身体に入っていた菌を退治したと思っていたのに、足の骨に付いたそうで、『左足を切り落とさないと金が体中に回って死にます』と言われ、もう一度前の病院に戻って左足を切り落とす手術をしました。

 

父は死んだ方が良かったと言いましたが、それからリハビリを頑張り、4月に別の病院へ転移しました。その頃コロナが流行りだし、転移先の病院では最初は私だけなら父に合わせてくれていましたが段々厳しくなり、着替えやおむつを差し入れるだけになりました。その病院も3カ月しか置けないと言われ、施設を探すように言われました。あっちこっち施設を探して、家の近くの老健に3カ月の約束で入れてもらいました。

 

その老健には3ヶ月どころかそのままずっと入れてもらうことになりますが、2個所家の近くの特別老人ホームに入居できるように手続きをしたのですが、順番待ちで、定員は女性8割で男性2割の部屋割りなので、女性の部屋がいくら空いていても男性は入れてもらえないのです。これが介護の常識だそうで、男性の場合は早くから入れてもらう施設を押さえておくか、金額が高いところを選ぶかしかないのです。大体が個室の部屋で1カ月20万円からになります。私がすぐ空いていると言われたところは1カ月28万円でしたが、さすがに短期なら無理をしても入れますが、介護は期間がどのくらいかかるか分からないので、安いところが空くのを待つことにしました。その間、老健にお世話になることにしました。

 

2020年8月に老健に入れてもらいました。やっと落ち着いたのも束の間で、2021年2月にはまた、父の身体の調子が悪くなり始めましたが、老健は医者が日中はいるので、老健の医者に診てもらっていました。9月、老健の医者では手に負えないと言われ、また最初の病院へ入院しました。その病院ではこの病院でも手に負えないと言われ、別の病院へ転移しました。その病院で、肺癌だと言われ、手術は出来ない、薬も使えないと言われ、もう一度12月に検査に来るように言われましたが、また最初の病院に戻り、一旦、老健を切った格好になりましたが、部屋が空いていると言われ、もう一度、老健に入れてもらいました。12月、肺癌を診断した病院に検査に行くと、もう長くないと言われ、肺に水が溜まり始めているし、肺気腫もあると言われて、2022年正月明けに老健の医者から肺気腫の末期症状だ、もう長くない。と言われ、それからすぐに父は亡くなりました。

 

父の死の知らせを受けたのは土曜日の9時ぐらいで、『今朝亡くなりました』と言われ、すぐに服を着かえて、老健に行ったときは10時でした。父の死に顔はとても穏やかで、苦しまずに逝ったようでした。肺癌だと言われた時、どれぐらい苦しむかそれが心配で、お参りに行って、『苦しまないように、最後に辛い思いをしないように』とお願いした通りになりました。すぐに叔母たちや姉に連絡しようとスマートフォンを手に取ると、なぜか見知らぬアプリが流れ、それっきり起動しなくなりました。ワイモバイルです。仕方ないので、老健の電話で叔母や姉の携帯に連絡を入れ、葬儀屋にも連絡を入れました。叔母たちはすぐ折り返しの連絡をくれ、葬儀の場所で待っていると言いましたが、姉からは全く何の連絡もありませんでした。

 

葬儀の打ち合わせをした後、甥に連絡して、必ず姉に父の死と葬儀の日程や時間を知らせるように頼みました。翌日、雨の中で通夜をしましたが、姉は来ず、連絡もありませんでした。そして葬式の日も姉は来ず、何も連絡はありません。『一番最初に来て、挨拶をするのが本当じゃないのか』と仕事を休んでお葬式に来てくれた親戚の人から言われました。私は打ち合わせがあるので1時間以上早く来ていましたが、本当に姉からは何も連絡がないのです。叔母が姉に連絡しましたが、留守電がかかるだけで何の応答もないそうです。仕方ないので、叔母たちと焼き場に行き、父の骨を拾って帰りました。そして葬儀場で姉を待つことしばし、『夜逃げでもしたのか』と親戚の人が言いましたが、何がどうなっているのか分かりません。

 

その後、姉は『お父さんが死んだんだって』と言って家に来ましたが、私は猛烈に怒っていました。姉が言うには子供からメールで知らせがあったのを読んだのは父が死んでから4日後の事だったそうです。『いつもの電話番号じゃないから分からなかった。知らない番号には出ないから』だそうです。

 

後で甥に聞いたら、何度電話しても出ないから姉(姪)に言ってメールしてもらったそうです。ただし、メールをしてもらったのは葬式の日より前なのですが…。姉がいるところから葬式場までバスで1時間、電車だともっと早く着けます。父が老健に入所している間、姉から父の様子を尋ねる連絡は一度もありませんでした。

 

父の入院、治療費、介護費用など全てで1300万円ぐらいかかりました。葬儀も入れて1400万円ぐらいだと思います。老後のお金は1000万円では足りないという政府の言い分が実感としてよく分かりました。そして姉妹は大事にしないと、と言う人に対しては、異議ありです。

 

愚痴になりました。申し訳ありません。

 

以上

 

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