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今回はいつもと趣向を変えて豊臣秀吉の息子の秀頼と徳川家康の孫、千姫を星占いで見てみようと思います。この二人は大坂夏の陣で大阪城が落城するまで夫婦でしたが、お互いの相性はどうだったのでしょう？あくまでも星の位置だけで見ているので、実際とは違うところもあるかもしれません。

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豊臣秀頼は文禄２年８月３日生まれなので西暦(グレゴリオ暦)に直すと１５９３年８月２９日になります。乙女座の太陽に支える星がなく、天下人秀吉の息子としてはさびしい星の位置です。それどころかドラゴン・ヘッドが太陽を損なっているので、父親といざこざが起きやすく、父親が残した遺産はこの人にとってはいざこざの元になりやすく、かなり振り回されたところがあります。乙女座の性質として真面目で、神経質なところがあった人なのかもしれません。家庭や感情を表す月は天秤座にあり、土星と海王星に支えられているので、堅実なところがあり、雅なことが好きで、貴族的なことに興味や関心があったと思います。ただし、月は木星と天王星、冥王星に損なわれているので、考え方が甘く、人と同じことはしたくない人であり、人に命令されたくないところがあり、母親などの女の親族に抑えられているところがあります。ただし、火星に木星の支えがあるので、戦は出来る人だろうと思います。臆病ではない人です。

千姫は慶長２年４月１１日生まれなので西暦(グレゴリオ暦)に直すと１５９７年５月２６日になります。双子座の太陽に木星が重なり、火星が支えに入っています。この人の方が男勝りで勇ましいところがあります。双子座ですが、木星が牡牛座にあるので、かなり頑固なところがあります。双子座の性質として時流に流されるところがありますがかなり積極的なところがあります。家庭や感情を表す月は乙女座にあり、重圧と試練の土星と重なり、金星、水星、木星に支えられています。幼い頃は恵まれやすく、かなり真面目な恋をしますが、家庭的、感情的に苦労が多い人です。繊細で傷つきやすいところがあります。金星が海王星にタイトに損なわれているので、独特の美意識があります。１５歳から２５歳ぐらいまでは混乱や欺瞞が多い時期を過ごす人です。かなり現実的なところがありますが、頭は良い人です。知識を集めることが好きなところがあります。月に対してドラゴン・ヘッドが損なっているので、母親や女の親族といざこざが起きやすいところがあります。

お互いの相性としては秀頼の妻を表す月が風の星座である天秤座にあり千姫の太陽を支えています。千姫も家庭を表す月が秀頼と同じ乙女座にあるので夫婦の相性としてはまずまずです。お互いに相手が理解できる相性です。秀頼の土星が千姫の太陽を支えているので、秀頼の方が千姫に尽くす相性です。ただし、お互いの家庭や感情を表す月に対してお互いの火星が損なっています。火星はトラブルの星であり、戦いの星です。月に対して火星が損なうのは火宅の人になりやすいと言われますが、家庭に問題が起きやすいところがあります。この二人の場合は本当に戦でした。そして家である大阪城が燃える結末でした。愛情があってもそれだけではなかなかうまくいかないのは今も昔も同じかもしれません。

余談ですが、徳川家康の月と木星は秀頼の太陽を支えています。つまり、家康にとっては秀頼が良い男に見えた。かなり高感度が高かった。家康にとっては息子の秀忠(第２代将軍)の方に土星と冥王星が損なっていたので、不満だらけの存在でした。皮肉にもそのために秀頼は滅ぼされました。これが秀頼が頼りない良くない男に見えていればまた運命も変わったかもしれません。

あくまでも星の位置だけのものです。

以上が星占い師としての私の意見です。

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