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2022.04.29

星占い師の占いレポート 2022 ~その43~ 知床観光船沈没事件を星占いで見る

今回は4月23日に起きた知床観光船沈没事件を星占いで見てみようと思います。あくまでも星の位置だけで見ているので、実際とは違うところもあるかもしれません。

 

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まず最初に知床遊覧船有限会社を星占いで見てみると(この会社が法人指定された2015年10月5日を誕生日として見ています)、天秤座の太陽に法律のジュノーが重なり、支える星はありません。それどころか大衆や公共を表す月、変転の天王星と不和と争いのエリスが重なり、大きな挫折を起こしやすい冥王星が損なうグランドクロス(死の十字架)の形になり、大衆や公共関係で法律の問題が起きやすく、取引先や顧客の状況が急変しやすく、会社内部は相当深刻な問題を抱えやすい星の位置です。稼ぐ財務の場所には星がないので、支配星である冥王星を見てみると、火星、木星、海や観光の星である海王星に支えられています。財政的にはそれなりの稼ぎがある星の位置ですが、従業員の場所に入っている海王星は火星、木星、土星に損なわれています。相当に従業員の人に無理をさせやすく、負担がかなり大きく、その上にかなり厳しい状況だったと思います。従業員の無理の上の利益だったと思います。それと海の星である海王星に対してトラブルの火星と試練と重圧の土星が損なっているのはズバリ海難事故が起きやすく、木星が損っているのは社会的に大きな問題になりやすい星の位置です。企画や営業は従業員の雇用状態を無視して決めやすく、見えないところでかなり大きなトラブルが続出していたのではないかと思います。

 

桂田精一社長は蟹座の太陽に天王星、冥王星、海王星が支えに入り、人と同じことはしたくない人であり、何かを変革したいところがあり、海王星の支えは海や水の関係、観光、芸術関係などに強いところがあり、本人もその関係が好きなところがあります。ただし、冥王星に対してトラブルの火星が重なっているので、感情が爆発しやすく、ヒステリックな一面があったのではないかと思います。自分の感覚を信じる人です。家庭や感情を表す月は太陽を損ない、矛盾の多い人だったと思います。きれいで上品なものが好きであり、知的なものに関心があります。知性の水星は金星と重なり、木星、土星に支えられています。情報をかなり集めやすいところがありますが、視野が狭くなりやすく、自分の得意なものには詳しいのですが、それ以外はあまりよく知らないところがあります。そして情報は広く浅く集めています。蟹座の性質として身内主義であり、排他的なところがあり、気分屋になりやすいところがあります。知性で考えるところと感覚で感じるものが矛盾している人です。会社との相性は、会社の火星、木星、海王星がこの人の太陽を支えているので、会社からかなり恩恵を受けますが、会社の冥王星がこの人の太陽を損なっているので大きな挫折を味わいやすいところがあります。会社にとっては、会社の稼ぐ財務の場所にこの人の海王星が入るので、海や水、観光や自然が収入源になりやすく、取引先や顧客が増えやすいのですが、この人の木星が会社の太陽を損なっているので、会社への負担がかなり大きくなりやすく、会社の見えないところにこの人の火星、天王星、冥王星が入り、会社の従業員の海王星を損なっているので、雇用環境はブラックの一言に尽きると思います。とにかくトラブルが多く、シビアで世知辛く、苦しく従業員の負担の大きい雇用環境だったと思います。

 

さて事件が起きた2022年4月23日13時50分ごろの北海道斜里郡斜里町の沖をホロスコープで見てみると、乙女座のアセンダントに桂田社長のトラブルの火星がタイトに重なり、社長の天王星、冥王星を進行している魚座の火星が会社の従業員の海王星の上に重なって、損なっています。火星には法律のジュノーも重なっているので、法律問題も絡んでいます。乗客を表す月に対して冥王星が重なり、死の部屋である第8室に入っている太陽に損なわれています。太陽には不和や争い、復讐のエリスが重なっているので、単に事故では済まされないかなりドロドロとしたものがある事件だったと思います。交通や情報の水星にはアクシデントの天王星が重なり、土星が損なっています。双子座の天頂に火星が損なっているので、注目されやすい大きな事件になりやすい。桂田社長の土星に対して進行している土星が重なっているので、桂田社長にとっては何かが終わる、今までやってきたことの結果が出る星の位置です。丁度、木星が海王星と重なり、海に注目が集まりやすい時に起きた事件でした。

 

あくまでも星の位置だけのものです。

以上が星占い師としての私の意見です。

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