2022.03.23
今回もまたコーヒータイムです。もう飽きたという方ごめんなさい。
内輪の話なのですが、西洋占星術が爆発的に日本に普及したのはある生命保険会社がサービスとして客に星占いをしたことがきっかけだったそうです。我も我もとあまりにも評判になり、西洋占星術をしている人が不足したために大量に西洋占星術の占い師を増やすために各地の教室ではかなり教える物事を端折って教えたために今では気象などの見方を教えるところはほんの少数で、圧倒的に多いのが恋愛や結婚の見方を教えるところが大多数なのだそうです。それどころか教える人たちの中にも気象を星占いで見えることすら知らない人もいると言う悲惨な状況です。もちろんお客さんも星占いで天気を見ることが出来ることを知る人は少ないのです。まだ東洋の占いの方が気象の見方をやっているところが多い。それでも少数なのだそうですが…。なぜに恋愛や結婚の占いが多いのかと言えば、若い女性の客が多いためだそうです。うーん。シビアな世界です。かのノストラダムスも気象を見ていたことは有名なのになぜでしょう。
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愚痴が多くなりましたが、今回は西洋占星術の教室で気象の見方を習わなかった人に初級編を少し書いておこうと思います。初級編と言ってもホロスコープが読めるくらいの実力がある人のためのものです。ホロスコープが読めない人は残念ながら読んでも分からないかもしれません。
まず最初に春分図、夏至図、秋分図、冬至図を作らなくてはなりません。あなたがどこの気象を知りたいかで、その場所の各図を作ります。春分図は牡羊座に太陽が入った瞬間で、夏至図は蟹座に太陽が入った瞬間で、秋分図は天秤座に太陽が入った瞬間で、冬至図は山羊座に太陽が入った瞬間で作ります。
春分図は春分から夏至までの気象傾向で、夏至図は夏至から秋分までの気象傾向で、秋分図は秋分から冬至までの気象傾向で、冬至図は冬至から翌年の春分までの気象傾向です。
各活動星座の太陽が入った瞬間が分からない人は、占星天文暦に書いてあるのがあります。参考までに私が使っているのは、日本占星天文暦1900年~2050年(大澤義孝著、松村潔監修)実業之日本社のものと、増補版21世紀 占星天文暦2001年~2050年(ニール・F・マイケルセン著 青木良仁解説)魔女の家BOOKSなどを使っています。2022年の牡羊座に太陽が入る時間は実業之日本社では3月21日0時33分ですが、魔女の家BOOKSでは0時35分になっていたりしますが、大体魚座の29.9度から牡羊座の0.1ぐらいまでの時間になります。それぐらいは許容範囲です。これはあくまでも例です。ホロスコープは自分で計算しても良いし、現在ではパソコンですぐに作れる時代です。その他にもあると思いますので、自分に合うものを探してください。
例として2022年3月21日0時33分東京で見てみると、アセンダント(始まりの度数)が射手座の23度になり、MC(天頂)が天秤座の12度になります。(プラシーダスで見ています)
このアセンダントとMCが重要で、アセンダントがどの星座になるかを見てください。例で見ると射手座なので、火の星座になります。基本として、火の星座(牡羊座、獅子座、射手座)は暑くなりやすく、乾燥しやすい。地の星座(牡牛座、乙女座、山羊座)は火の星座ほどではありませんが、基本的にやや暑くなりやすく、乾燥しやすい。それとは逆に水の星座(蟹座、蠍座、魚座)は雨(雪)が多くなりやすく、湿りやすい。風の星座(双子座、天秤座、水瓶座)は水の星座ほどではありませんがやや雨(雪)が多くなりやすく、湿りやすい。と言う特徴があります。ただし、アセンダントとMCにコンタクトしている星次第で意味が変わります。
それと第一室、第4室、第7室、第10室の星はかなり目立ちやすく、その星の意味が出やすくなります。
特に注意すべき星として、火の星である火星がアセンダントやMCにコンタクトしていると暑くなりやすく乾燥しやすくなります。水の星である海王星がコンタクトしていると水が多くなりやすく、雨や雪が降りやすくなります。それとアセンダントやMCを損なっている時はかなりの水の量になりやすく、風の災害にも要注意になります。その他として、天王星と冥王星は地震などの災害を起こしやすい星です。
例として、2022年3月21日、東京の春分図では射手座のアセンダントに魚座の海王星が損なっています。射手座は火の星座なのですが、水が多くなりやすく、雨には要注意になります。ただし、アセンダントの意味は狭い範囲になりやすく、場所(地域)によってはになります。天秤座のMCには水瓶座の火星がコンタクトしているので、全体的に暑くなりやすく、乾燥しやすくなります。早い時期から気温が高くなるかもしれませんね。日本列島は細長いのであくまでも東京周辺の気象傾向になります。
気象傾向は必ずしもその期間ピッタリに起きることではなく少し誤差が出ることもあります。
以上が初級編あり、基礎知識です。
ホロスコープが読める人はぜひ自分の地域を占ってみてください。