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さて今回はもうじき６月に入るので、雨、もしくは大雨についての気象(天気)の予報を書きたいと思います。またか、お思いの方すいません。もう飽きたと思っている方もいらっしゃると思いますが、星占いはもともと気象(天気)を見るために発達したものなのです。星占いは恋愛とか結婚を見るもの、女の子が見るものと誤解されている方も多いのですが、実際は違います。ただ、近年は恋愛や結婚を中心に見る人が多く、気象(天気)にみんな関心がないために星占いを教える学校(教育するところ)でも端折ってしまって、最初から教えない所が多いのも事実です。嘆かわしい話なのですが、星占いがあまりにも一般化したために占い師の数が足りず、簡単な星占いしか教えていないところもあります。最初は生命保険会社のおまけで星占いで占ったのが評判になり、それから一気に一般化したため略式でしか星占いを教えていないところもあるのです。なので少しだけ天気の見方を書いてみようと思います。星占いを知っている方やプロの方にはもう知っていることばかりの話になるのでかなり退屈な話になりますが、お付き合いしていただければ嬉しいです。

何度も書きますが、星占いで見る気象(天気)はかなり大雑把なものになりますが、最大の利点は気象予報士が見る天気より先の天気の傾向が見えるところです。

天気を見るときに大切なのは水や海に関係する星である海王星です。気象の大半が海の状況や水に関係することが多いために海王星が気象の星になっています。海王星は現在は本来の星座である魚座に入っているので、それだけ近年は気象の影響が大きいのです。

最初に春は春分図、夏は夏至図を作って大体のその時期の気象の状況を見ますが、詳しく見るためには進行している星の位置が重要です。現在は蟹座に火星が入っています。この火星が水道の蛇口になっています。つまり海王星が表す海や水を集める役目を火星がするのです。大雨(大雪)は大体が海王星と火星が関わっていることが多いのです。

今年は梅雨が早いところが多いのですが、これも蟹座に入っている火星の影響だろうと思います。いつまで蟹座に火星が入っているのかと言えば、６月の１１日ぐらいまでです。つまり梅雨が終わるのもそのぐらいになりやすいのです。ただし、太陽が水の星座である蟹座に入っている間は湿気が出やすいので、完全に梅雨が終わるのは太陽が蟹座から出る７月の２２日ごろになるかもしれませんが、雨が多く降るのは火星が蟹座に入っている６月１１日ぐらいまでだろうと思います。きっちりではありませんがズレることもありますが大体は６月の中旬ぐらいまでが大雨の時期になりやすい。つまり今からすぐに大雨に対する用意をしていた方がよいと思います。そして梅雨明けが今年はかなり早くなりやすいと思います。火星が獅子座に入ると、かなり気温が高くなりやすく、６月の後半ぐらいからかなり暑くなりやすく、７月いっぱいが暑いと思います。８月からまた雨が多くなりやすく、８月は乙女座に火星が入るため大雨になりやすく、風にも要注意です。つまり台風が来るのが８月になりやすく、かなり大きなものになりやすいところがあります。

農家の方はちょうどお米の収穫時期が大雨や台風の時期になるのではないかと思います。特に稲の早生は要注意です。その代わり暑さは８月は落ち着くのではないかと思います。もしかしたら気温もそれほど高くならないかもしれません。秋が早いとも言えます。火星が乙女座に入っている９月中旬ぐらいまでは雨や風には要注意です。もちろん台風にも要注意で、９月後半ぐらいからまた気温が高くなりやすいのではないかと思います。夏の作物はトラブルが多くなりやすく、不作になるものも出やすくなります。

春分から夏至までは３月１２日に書いた２０２１～その３２～春分図を参考にしてください。

あくまでも星の位置だけのものです。

以上が星占い師としての私の意見です。

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