2021.05.05
今回はちょっと休憩して軽い気持ちで読んでください。
みなさんは丙午(ひのえうま)をご存じですか?よく丙午生まれの女は男を不幸にするとか言われ、それが出生率にも影響しているとか…。
私に占いを依頼してきた人の中に丙午生まれの方がいて、その方は最初は年を1年ずらして生年月日を言っていたので、占いがなかなか当たりませんでした。そのため、私はその方の誕生日がどこか違うのではないかと思いました。なので、詳しく聞いてみると丙午の年の生まれだと知られるといろいろ言われるので、1年、年をずらして生年月日を言っている『星替え』というものでした。
しかし西洋占星術は正確な生年月日でないと当てられないのです。
なぜ、丙午生まれの女性が男性を不幸にするという話になったのでしょう?
調べてみると、江戸時代は丙午の年に火事が多いとされ、恋人逢いたさに家に火をつけた八百屋お七が丙午の生まれだとか(もちろん八百屋お七は丙午の生まれではありません。作り話です)で、丙午生まれの女性は嫌われるようになったようですが…。
元々、丙(ひのえ)とは陽の火で、つまり太陽です。午(うま)とは月でいえば7月です。巳午未(へび、うま、ひつじ)が6月、7月、8月になり、火の意味があります。午は夏の真ん中になるので、丙午とは真夏の太陽の意味になります。実際問題として午年生まれは木星(歳星)が西洋占星術では蟹座か獅子座にある人が多いのです。蟹座の木星は家族を大切にしやすく、大衆受けしやすい人が多く、身内主義になりやすいところがあります。獅子座の木星はとにかく目立つ人が多い。もともと獅子座は王者の星座なので、とにかく気が強く目立ちやすいところがあります。それが丙午の謂れかもしれません。真夏の太陽のような女性は男の後ろに隠れる存在ではありません。昔は女性が目立つものではないと考えられていました。しかし現在では女性も男性と対等なのです。
丙午の考えを変えてもいいのではないかと思います。
真夏の太陽のような女性はダメですか?
あくまでも星の話です。
以上が私の個人的な考え方です。
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